約 431,407 件
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1172.html
233 名前:【SS】素敵なマルさ[sage] 投稿日:2011/09/30(金) 17 33 48.80 ID dY5DgP/u0 [5/8] 桐乃「ただいま。お土産買って来たよ」 京介「お帰り。お土産?」 桐乃「うん。クルミアンパン。はい、半分あげる」スッ 京介「サンキューな。 でもなんでクルミアンパンなんだ?」 桐乃「帰りにパン屋さんの前を通ったら美味しそうで買っちゃった。 今日はクルミの日なんだって」パク モグモグ 京介「クルミの日か。なんでなんだ?」パク モグモグ 桐乃「9,3でクルミ。0で丸い。クルミ丸い」モグモグ 京介「0いらないだろ……そんなに丸いのが大事なのか?」モグモグ 桐乃「あたしに聞かれても困るんだけど」モグモグ 京介「丸い、ねぇ……」ジー 桐乃「あ、あんたどこ見てんの!? まさか、あたしがマル顔だと思ってるんじゃないでしょうね!」 京介「いや、マル顔だろ?」 桐乃「む~!」 京介「だがそれだけじゃなくて、他の部分―おっぱいとかケツとかも丸いよな」 桐乃「女の子に丸いって言うな!」 京介「太ってるやつに丸いって言うのはアウトだけどよ、おまえみたいに細いヤツに丸いって言うのは褒め言葉だぜ。 ほっそりしてるのに女性らしいなだらかな丸みのあるライン、て意味だからな。本当にいい丸さだぜ」サワ 桐乃「あ……ちょっと……どこ触ってんのよ……」ビクン 京介「どこって……おまえの素敵な丸いところだよ。別にイヤじゃないだろ?」ナデナデ 桐乃「ん…………優しく、してくれるなら……」 京介「…………」サワサワ 桐乃「…………んっ…………」 京介「……そういえば、クルミといえばこの間公園であやせを見たんだけどよ」フニフニ 桐乃「…………それで?」 京介「埋まった加奈子の目の前で、クルミを素手で握りつぶしてなんか言ってたみたいだったな」ムニムニ 桐乃「んっ……あやせも相変わらずだよね。 加奈子、大丈夫かな……?」 京介「さすがのあやせも友人を握りつぶしたりしないだろ」モニモニ 桐乃「~~!ね、ねぇ、いつまで続けるの?」 京介「いや、思った以上に手触りがよくてな。 ずっと触っていたくなっちまうんだ。 俺の手にぴったりの綺麗な丸さだからか?」プニプニ 桐乃「あたしも……その、イヤじゃないよ。 もっと、続けて欲しい……」 京介「そうか……」ホムホム あやせ「『そうか……』じゃありません! お兄さん、なにいやらしいことしてるんですか! それに、桐乃も平然と受け入れて!」 京介「うぉぉぉ!あやせ、おまえどこから現れた!」 あやせ「それは禁則事項です。 それより、お兄さん!桐乃に手を出したらブチ○すって言いましたよね! お兄さんのクルミの中身より小さい脳みそを握りつぶしてあげます!」 京介「手を出すって……確かに手は出してるけどよ、兄妹なんだしこれくらい平気だろ?」 あやせ「き、桐乃のおっぱいとかお尻とか触るののどこが平、気…… あれ?お兄さん何してるんですか?」 京介「何って……見りゃわかるだろ? 桐乃のほっぺを触ってるんだが。 毎日こまめに手入れしてるからか、すごい手触り良いんだぜ? 相変わらず、桐乃のマル顔は最高だぜ!」ホッペスリスリ 桐乃「もう、京介ったら……」カァァ あやせ「……お兄さんばかりずるいです!」ガバ 桐乃「ちょっと、あやせ!?」 あやせ「えへへ~ 兄妹でするのが平気なら、親友でするのもセーフですよね!」スリスリスリスリ -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1744.html
705 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/03(水) 01 51 17.37 ID 9nB1PW/tO 688 桐乃「ねーねー知ってる?今日はみたらしだんごの日なんだって!変な日だよねーw」 京介「…『みたらしぃ、だんご』、ね」 桐乃「ん?なに?」 京介「『団子を見たらしぃ』って、お前の顔のことらしいぜ?」 桐乃「はあ!?なにそれ!?」 京介「しらねーよ。丸いんじゃねーのお前の顔が?」 桐乃「うわムッかつく!こんな美少女捕まえてひどくない!?」 京介「まぁ…丸いのはホントだし」 桐乃「あ、あんたまで言うの!?(グスッ)」 京介「…好きなんだから仕方ねーだろ。その顔が」 桐乃「…え?」 京介「///」 桐乃「///」 爆発しろよw
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1638.html
730 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/18(金) 14 24 02.60 ID 9SEKGC10O 桐乃「ironyって切なくて良いラブソングだよね。スゴく共感しちゃった」 加奈子「あれ桐乃のこと唄ってる曲だぜ?誰に向けて歌ってんだろうな?しっしw」 桐乃「え゛え゛!?」 京介「なに!?そうだったのか桐乃!?」 桐乃「ち、違うから!!そんなんじゃないし!!」 京介「お、お前もしかして好きなヤツがいるのか!!?いったい誰なんだ!??」 桐乃「それは…あの…えっと!」 京介「誰なんだよ!?」ガバッ 桐乃「だ、だからあ……!ちょ、そんな目で見つめないでってば!…ぁぅぁぅ」 加奈子「wwwwww」 ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/726.html
657 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/23(月) 17 58 47.64 ID IoOlARt10 [1/2] 571 このSSのアフターストーリーを勝手に想像してみた。 勝手に付け加えて申し訳ないから投下した後に首吊ってくる。 「京介、桐乃。俺と母さんは出張でいないから、こいつの事を頼む。」 「オギャアア…。」 「え~と、おむつ変えて…。」 「オギャアア。」 「兄貴、ミルク作って。」 「はいはい、え~と哺乳瓶熱湯消毒して。」 「意外と疲れるな…。」 「そう考えるとお母さん私たちの事頑張って育てたんだね…。」 「ところで桐乃。夕食の買い出しどうする?俺一人で行ってもいいけどさ。」 「私も一緒に行く。兄貴がコイツ抱えなさいよ…。」 「へえへえ…。」 スーパー 「今晩何にする?」 「カレーにしようよ。」 「まあいいけどさ…。ってあれあやせ?」 「桐乃?お兄さんがだっこしているのってまさか…、お兄さんと桐乃の子?」 「まてまて、あやせ!目が怖いって、それにこんなとこで刃物を出すんじゃねえ…!」 「とりあえず、ぶち殺し確定ですね。」 「ギャアアアアアア…。桐乃、頼むからこいつを止めてくれ!」 「ふひひ、兄貴との子供…。」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/827.html
441: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/06/19(日) 16 53 13.31 ID 0wq6JAKTO 父の日か…… 京介「親父」 桐乃「お父さん」 大介「む、なんだ二人とも」ソワソワ 京桐「「赤ちゃんの名前、何がいい?」」 大介「」 448: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/06/19(日) 17 10 53.94 ID NQ4+CrNL0 441 こうかも ・ ・ ・ ・ 桐乃「これからもよろしく、お父さん。」 京介「えっ」 452: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/06/19(日) 17 16 18.58 ID htwM6RTE0 448 なるほど。京介がパパになると 453: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/06/19(日) 17 19 10.86 ID k3huaTWK0 441 京介「親父」 桐乃「おじいちゃん」 京大「・・・・・・え?」 桐乃「赤ちゃんの名前、何がいい?」 京大「」 454: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/06/19(日) 17 26 48.79 ID oMgg9wd7O 父の日にこれやられたら大介さんマジ号泣すんだろw 448ならまだいい…………のか? 455: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/06/19(日) 17 30 23.65 ID +ib01x690 i | i / / / /| i | | |/ Χ / 厶斗匕 │ | | | | | 斗=≧=一 //〃んJi| 》 | | l | 《 んJi| / V ソ j |八| . l _| │ V. ソ . . / | l 〃| 八 . . /イ | 遂に桐乃に手を出したんですね… | ((│ | \ /| | | \| ト、 _ -― . | | | | j 丶、 / | | -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1311.html
132 名前:ローカルルール追記議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/12/04(日) 17 02 46.86 ID mp7MN7pJ0 [1/7] ウエディング姿で並んでる所を激写してばら撒きたい 134 名前:ローカルルール追記議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/12/04(日) 17 36 09.51 ID WET3CaN40 [2/2] 132 加奈子「桐乃~こんな写真配られてたんだけどナニこれ~」 桐乃「あっ、こ、これは違うっ!違うの!」 あやせ「何が違うのかな?説明してくれるよね桐乃?」 桐乃「だ、だからこれはモデルの仕事なのっ!相手役がいなかったから イヤだけどしょうがなくあいつに勤めてもらっただけなの!」 加奈子「へ~そうなんだ~その割りに熱々カップルにしか見えねーんだけど?」 桐乃「だ、だってせっかくこういう衣装着るんだし?どうせやるんだったら徹底的に やった方がいいっていうか?あいつもノリノリだったみたいだし?」 あやせ「へ、へー・・・」 桐乃「あたしもイヤだったんだけどさ、あいつが『綺麗だよ、桐乃』とか言っちゃうから 合わせなきゃいけないじゃん?だから言ってやったの『そっちも凄くかっこいいよ』って」 加奈子「う、うへぇ」 桐乃「そしたらあいつさ、何したと思う?」 あやせ「さ、さあ?」 桐乃「いきなりあたしを抱えあげてさ、お姫様抱っこしちゃってんの!」 加奈子「・・・」 あやせ「・・・」 桐乃「そんでさ、そんでさ、あたしの耳元で囁くのよ!何て言ったか知りたい? あんま言いたくないんだけど、どうしよっかなー」 加奈子(うへぇ・・・結局こうなんのかよ・・・) -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1420.html
888 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/05(月) 19 59 39.94 ID 3RPKa7WE0 キーンコーンカーンコーン 桐乃「やっと学校が終わった。 それじゃあ今日は―」 あやせ「ねえ、桐乃。 今日これから暇かな? 良ければこれから一緒に新しくオープンしたカフェに行ってみない?」 桐乃「ああせごめん! 今日はこれから用事があるんだ。 それじゃあね!」タッタッタッ あやせ「あ…… 行っちゃった……」 加奈子「あれ? 桐乃来ねーの? 最近付き合いわりーよなー」 あやせ「うん…… どうしたのかな?」 加奈子「彼氏でもできたんじゃね?」 あやせ「え!? 桐乃に限ってそんなこと……でも……」 加奈子「………… なぁ、あやせぇ。 一緒に桐乃を尾行してみねえ?」 あやせ「え? 桐乃を尾行?」 加奈子「桐乃のこと気になるんだべ? それならいっそのこと尾行けてみるのもアリじゃね?」 加奈子(なんか面白そうだし) あやせ「……うん、そうだね。 でも加奈子、勘違いしないでね。 わたしは桐乃のことが心配だから、後を付けるんだからね?」 加奈子「わかってんよ。 それじゃあ、そうと決まれば桐乃を追いかけねーとな」タタタ ラン「そうそう、尾行するなら早くしないと桐乃んを見失っちゃうよ!」タタタ あやせ「ちょ、ちょっと待って!」 桐乃が学校帰りによるとして、あやせと加奈子はこんな感じで出てくるのかな? ※約一名存在が抹消される可能性があります -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1467.html
531 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/27(金) 12 48 42.82 ID Mmr+Ecuf0 プリクラだけじゃなく京介の写真1つ1つが大切なもんだから、1枚1枚名前変更して保存してあるとかだったら萌え死ぬ 532 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/27(金) 13 15 26.87 ID +yZREjqM0 531 桐乃「えっと…… 『京介_20120427_1300_1_あたしの写真を見てるところ.jpg』 っと…… こっちは 『京介_20120427_1300_2_あたしの写真を見てニヤけてるところ.jpg』 これは 『京介_20120427_1411_1_あたしの写真を見終わって満足してるところ.jpg』 んで、 『京介_20120427_1413_1_仕舞う前にもう一回あたしの写真を見直してるところ.jpg』 だね。 似た写真だから、ちゃんと名前つけとかないと」 587 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/28(土) 00 22 02.70 ID tt7LOuah0 532 桐乃「それじゃあ次は兄ぱん情報を更新しようかな。 『兄ぱん_201204.xls』を開いてっと…… 今日の兄ぱんの写真を貼り付けて情報を更新……今日の兄ぱんは 名前:茶と緑のチェック ID:201103031 で、状態は…… 触感:4.1 色 :3.6 匂い:4.8 ぐらいかな? この兄ぱんも大分年季が入ってきたね。 ローテが変わって頻繁に履いてるけど、お気に入りなのかな? 匂いが満点だからあたしも嬉しいけどね。 お次は京介の体調と兄ぱんの相関関係を……」 ・・・・・・ 京介「桐乃の写真がどんどん溜まっていくな。 小まめに整理しないと。 これは 『お気に入り\新しいエロゲでご満悦な桐乃.bmp』 っと…… こっちは 『くんか\2012年4月25日 6くんか.bmp』 これは 『くんか\2012年4月27日 8くんか.bmp』 んで、 『ファッション\冬の新作_白いカーディガンと白いミニスカート.bmp』 それに 『お気に入り\桐乃の良いケツ(25).bmp』 か。 やっぱりあの茶と緑のチェックのパンツは桐乃のお気に入りみたいだな。 もっと頻繁に履いた方がいいか? それじゃあ桐乃の可愛らしさとやり取りしたメール、会話頻度の情報を更新しないと…… 沙織にエクセルを教えてもらって大分捗るようになったな!」 ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1302.html
656 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 14 31 02.80 ID IyKCiWvd0 [1/3] 京介(今年のクリスマス、桐乃の予定はどうなってるんだろうな……) 京介「ん?あれは……」ヒョイ 京介(桐乃の予定帳? これを見れば……) 京介「あ、兄として妹がクリスマスにいかがわしい予定が入っていないか確認するのは当たり前のことだよな! というわけで……」ドキドキ ペラ 12/23 京介とのデートの準備 12/24 渋谷で京介とクリスマスデート! アクセサリーを買ってもらう 一緒にライブに行く 最後にラブホに行く 京介「桐乃…… よし、おまえがその気なら俺も覚悟を決めるぜ!」 パタン 京介「お~い、桐乃~!」 ・・・・・・ 桐乃(あれ? 去年の予定帳、どこかに落としたのかな? 去年の計画を見ながら今月の計画立てようと思ってたのに……) 桐乃「……今年のクリスマスも、少しだけでいいから京介と二人きりになれたらいいな」ボソ オーイ、キリノー 桐乃「なに~?」 桐乃(ずいぶん機嫌よさそうだけど、クリスマスデートのお誘いだったら嬉しいな!) -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1482.html
144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/16(水) 18 01 46.97 ID p08vqwOv0 『裸エプロン』 「ねぇ、京介、起きて・・・」 まだ半分夢の中に居る俺の耳に、可愛い妹妻の声が聞こえてきた。 「なんだよ、桐乃。もう少し寝かせてくれよ」 「だって、もうお昼前じゃん。ほら、ちゃんと起きて!」 桐乃は尚も寝ようとする俺の腕を掴み、引っ張りあげる。 どうでもいいが、桐乃。あたってるぞ? 桐乃に引っ張りあげられてようやく目が覚める。 周りを見れば、見渡す限りに妹グッズが置かれているマンションの一室だ。 「休日だからって、そんなダラダラしてちゃダメって言ったでしょ?」 「まあそうだけどよ?つーかおまえ、なんでそんなに口うるさいわけ?」 「はぁ?そりゃ、あんたの奥さんだもん」 当然のように答える桐乃。いや、当然のように、じゃなくて当然だな。 そうだ。ここは俺と桐乃との愛の巣って言えばいいんだろうか。 桐乃と結婚した俺は、桐乃と二人暮らしを始めたんだった。 「ほら、さっさと立って。リビングにいるからね?」 「ああ、分かった」 まだ昼飯の支度の途中だったのだろう。桐乃はさっさと出て行ってしまった。 よしっ、ちゃんと起きるかっ! 立ち上がって、部屋を出る。 俺の部屋は通路をはさんで、リビングとは反対側だ。 いったん玄関に向かい、放置されたままの新聞を取る・・・と。 ふと視線をずらすと、玄関にドンと設置された『らぶどーる』が目に付いた。 もちろん、桐乃と寸分違わぬ仕様だ。 言うまでも無いことだが、俺が買ったんじゃねー。桐乃が買ってきたんだ。 ・・・・・・・・・桐乃が居ない時にしかつかってないよ? 名残惜しいが、桐乃を待たせてはいけない。 慌ててリビングに向かう。 リビングでは、鼻歌を歌いながら桐乃が昼飯をつくっている。 味も美味いし、桐乃が楽しそうにしているところを見ているだけで気分が良くなってくる。 エプロン姿も似合っているし、揺れる尻がまぶしすぎる。 だが、それにしても・・・ 「やっぱ、なんか足りねーな?」 「何よ」 ジト目で見てくる桐乃だが、たまには強気で出てもいいだろ。 「いや、おまえって世界一可愛いし気立てもいいし、俺にはもったいないくらいだけどさ」 「あっ、あたりまえじゃん!」 「今のおまえには、足りないものがある!つーか余分なものがある!」 「・・・はぁ?」 嬉しそうに身をくねらせた桐乃だったが、一瞬で不審者をみるような目つきに変わる。 つーか、わかんねーかなぁ? 男にとって、非常に大事な事なんだが・・・ 「そういや、いつぞやの一つだけお願いを聞いてもらう権利、まだ使って無かったよな?」 「えっ!?う、うん・・・そうだけど?」 よーし、これでおっけー貰ったようなもんだな? 言うぞ?言っちまうぞ? 「桐乃・・・裸エプロン見せやがれください!」 「・・・う、うん・・・いいよ」 ま、マジっすか!? これで、夢にまで見た桐乃の・・・は、裸エプロンがっ! というか、器用にエプロン着ながら服を脱いでるしっ!? 「その代わり、人生相談っ・・・!」 「・・・マジっすか・・・」 「そ、そのっ・・・そろそろ・・・欲しいなって・・・」 「き、桐乃ぉぉぉぉーーーーーっ!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「・・・あ、あれっ」 ふと目を開ければ、そこはいつもの俺の部屋。 ・・・・・・って夢オチかよぉぉぉぉぉ!? いやっ、ゆ、夢オチで良かったっつーか、なんつー夢を見てしまったっていうか・・・ 俺は一体桐乃に何をさせようとしてんだよ! つーか、その後何をシたんだよっ! 何にしても、早々に着替えを行わなくてはならないようだ。 「って、なんか妙に寒いんだが・・・」 「あっ、起きた?」 目の前にはやたら赤い顔をした桐乃が居た。 俺、まだ夢の続きでも見てるんじゃねーだろうな? 「というか、桐乃さん?そのスマホは?」 「録音と写メ撮った」 は?写メ? 「あ、あんたが悪いんだからっ!あんたが寝言で・・・かエプロンとかっ!キモいこと言うからっ!」 自分の現状を正確に把握できるよう努めてみる。 今は12月初旬、一人暮らしを終えてすぐで、俺は自分の部屋で寝ていて、妙に体が寒い。 確かパジャマを着ていたは・・・ず!? 「ま、待てっ!なんだ、この俺の格好は!?」 「だ、だからっ!は・・・かエプロン・・・」 「何故こんなことにっ!つーか、ぱんつだけは脱がさなかったのをどう評価すればいいっ!?」 「生ぱんとかまだ無理だしっ!それにっ、あ、あんたがっ、あたしに・・・着せたいみたいだしっ!」 ・・・そーいや、録音とか言ってたよな? 俺、もしかして、寝言で・・・それって、マジやべーんじゃ? 「どんだけ恥ずかしいかっ!あんたにも味わわせてみたのっ!」 「だからって脱がすんじゃねーよっ!?」 こいつもとんでもねーことしやがるな・・・ だが、今は、それ以上の優先項目がある。 まずは着替えないと、羞恥心で死んでしまいそうだぜ! 「とにかく、おまえの言いたい事はよく分かった」 「・・・ふ、ふんっ!」 「だがら、よく分かったから、服をわたしやが・・・ってください」 「えっ?」 そこで、桐乃はポカンとした表情になる。 (あどけなくてむちゃくちゃ可愛いんだけど) 俺が何を言いたいのか分かってねーような・・・ 「えっと・・・その・・・」 「お、おい・・・」 「お母さんが全部洗濯に出しちゃったよ?」 「・・・・・・・・・・・・は?」 待て待て待て、服を、全部、洗う? 何故?why?どうして? 「あんた最後の一ヶ月、誰も世話してくれないからってあんまり洗濯してなかったでしょ? だから、他の服にも匂いが付いて・・・」 「せ、せめて下着の一着くらいっ!」 「し、下着はあたしが回収したからっ!」 ま、マジかよ・・・全部洗濯機の中かよ・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・し、死にてぇ・・・ 「で、でも、あんた、ぱんつははいてるじゃん?今日一日くらい、外に出なけりゃ大丈夫じゃない?」 ふっ、女には分からんよな、この無性にやるせない状態は・・・ だが、このままはき続けるわけにもいかない。 迷いに迷った末、俺は―――――― その日一日を、裸エプロンで通す事になった・・・・・・・・・・・・ これ、本当に恥ずかしいのな! エロゲーで女の子が頬を赤らめる気持ちが良く分かった気がするぜ! それになぜか分からないが、一日中桐乃は付いてまわるし、乾燥機は故障して、乾くまで時間はかかるしっ! もう、やだっ!こんな家っ!!! だが、これで、一つの願い事を何に使うかは完全に決定した。 いつかぜってー、俺の前で一日中裸エプロンで過ごさせてやるかんな! 覚悟しとけよっ!桐乃っ! End. ----------